タイ料理と聞くと「辛い」と、イメージする人が多いのではないでしょうか?
確かに、タイ料理の基本は唐辛子ですから辛い料理は多いです。
タイ料理の中でも、一番有名なのはトムヤム・クンですよね。
世界三大スープに数えられるほどの、タイ料理の代表格なのです。トムヤムとは、ハーブの一種であるレモングラスをベースにしている、辛くて酸っぱいタイ式スープ全般に用いられる名前なのです。トムは煮る、ヤムはサラダのように和えるという意味があり、トムヤムは色々混ぜて煮たという解釈になります。
これにそれぞれの材料の名前をつけるのです。
クンはエビですので、エビの入った酸っぱくて辛いスープ「トムヤム・クン」となるのです。プラーは魚ですので、魚をメインにすると「トムヤム・プラー」なのです。「トムヤム・ガイ」は、鶏肉メインです。
和え物のサラダ「ヤム」は、エビやイカなどの魚介類を和えたものや、牛肉を入れたもの(ヤム・ウンセン)など、たくさん種類があります。激辛だけどさっぱりしているのは、春雨サラダの「ヤム・ウンセン」ですね。また、青いパパイヤを千切りにして和えた「ソム・タム」という辛口サラダを試してみるのもいいですよ。
タイは、世界的にコショウの有名な国です。
バンコクでコショウを買うのであれば、タイラート(市場)でキロ単位で購入できますので、いかがですか?少し変わったお土産になると思います。
「生コショウ」はプリック・タイ・オーンです。
これをイノブタの肉「ムー・パー」と炒めたものが「ムー・パー・プリック・タイ・オーン」と言われるもので、タイ料理の醍醐味を味わうことができる一品と言えます。
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